すごく些細な出来事なのですが、自分の中では印象に残っている、去年の話。
娘が自分で爪を切るようになりました。
ハァ?でしょうか……。
ですよね……(´・ω・`)
娘が「つめをきって」というので、
私は「自分できりなさ~い」と言っていました。ちょっと怒ってました。
でも、娘は「つめをきって」といいます。
私は、なんなんだよー。いつまで爪を切ってもらうんだよ。と、思ったりしました。
ある日、
私は「爪切りの使い方を教えるので、自分で切ってみようか。」と、言ってみました。
娘は「え~できないよ~。」というので、その日は、それで終わりました。
また違う日に、
私は「爪切りで自分の爪を切る方法知ってる?」と、言ってみました。
娘は「しってるよ~!ヽ( )`ε´( )ノ」というので、その日も、それで終わりました。
さらに違う日に、
私は「爪切りできれいに爪をきるコツをおしえたげよっか!」と言ってみました。
娘は「えっ?なに?おしえて~」というので、私が自分の爪を切って見せました。
娘は「やりた~い」と言って自分で爪を切りはじめたのですが、爪切りをうまくもてませんでした。
私は「こうやって持つときれいに切れるよ~」と、爪切りの持ち方をこっそり伝授しました。
娘は「おおお!つめがきれいにきれたよ~!」というので、
私はもう片方の手で爪切りを持って切るコツも教えました。
娘が自分で切った爪を二人で眺めながら「ここがちょっととんがってるよね。」だとか「もうちょっと切ったほうがきれいじゃないかな」という話をしました。
この日は、これで終わりました。
数日たったある日、お風呂あがりの娘が、何か一生懸命やっているので見てみると、爪を切っていました。私は(ニヤリ・・・)としそうだったので、ものかげに隠れて (ニヤリ・・・) としました。
すごくうれしかったのと、教えてなかったり教えたつもりになっていたりして(なんでできひんねん・・・)と、勝手に怒ったりしていた自分に対して、ほんとうにバカだったなあと、思いました。
娘が身の回りのことができるようになったと思い込んでいる部分がありました。
できるのが当たり前という目線でみて、自分勝手に怒っていることが、もっともっとあるはずなので、今年は注意深く生きています。
あ。
そういえば最近、娘とこんな話をしましたよ。
娘「なんか、わたし、なかなくなったよなあー」
私「ほんまやねぇ。なんで?」
娘「う~ん。なんでだろ。」
私「最近、いつ泣いた?」
娘「う~~~ん。おもいだせない!ないてない。」
私「そうだったっけ?」
娘「ああああー!あくびした時に、なみだが出たよ」
私「それは、泣いたんじゃない気もするよ…。でも、最近、泣いてないよなぁ。」
娘「うん。おしゃべりするしな~」
なるほど。
もし、涙が言葉だったら、君は毎日すごくいっぱい涙出てるよね。
赤ちゃんの時から、おかーちゃんによぉおしゃべりしてくれる人やねぇ。
(よぉしゃべらはるわ~ァアアアア!)と思うことが多いですけど、かわいいわ。