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2012年1月13日

一人ミーティングを巨木の下で行う


一人ミーティングというのが、MTGなのかどうかはさておき、一人で物思いにふけるというのは良いなあと思いました。カフェとか好きなので(そういったところでわたしもやろう!)と思ったのですが、他によいスポットはないか考えたところ、巨木の下などもよいかと思いました。



巨木好きですか?
私が言う巨木っていうのは、大きな木のことです。


何かが起こって、切られてしまっている木もありましたが、いまだ現役の木も残っているかと思います。


でかいですよね。木。


坂口安吾の「桜の森の満開の下」という作品があります。
桜の森の花の下を通ると、気がおかしくなるのだとか。
このお話に出てくる男はむごたらしいそうで、後悔ということを知らずに「来年から本気出す」と考えていました。「来年から本気出す」と思い何十年も経ちました。
そんなわけで、新しい女がやってきて・・・、まあいいですかね。
興味のある方は読んでみてください。

 山へ帰ろう。山へ帰るのだ。なぜこの単純なことを忘れていたのだろう? そして、なぜ空を落すことなどを考え耽っていたのだろう? 彼は悪夢のさめた思いがしました。救われた思いがしました。今までその知覚まで失っていた山の早春の匂いが身にせまって強く冷めたく分るのでした。
坂口安吾 桜の森の満開の下

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