2012年1月20日
いまどういう状態なのか伝える表現方法を学ぶ
この記事を投稿したのは、
e34r
はてなブックマークでこんな記事があったので読んでいました。
こどもが心を開く親の話し方
この記事は、まあこれとはそれほど関係ないことを書きますよ。
子どもと接していて、言葉を使うようになってから、お互い言葉でやりとりするようになりました。
私のほうが長く生きていて、言葉を使っている期間が長いので、言葉に対しての受け止め方が子どもとは違っているようで、子どもが使う言葉をそのまま真に受けたり、言葉を押し付けたりしていたため、うまくかみあわないことを実感していました。
「おかあさん、きらい!」
なんて言われて、ひどく落ち込むことがありました。
きらいだなんて!辛すぎる!
でも、これは「きらい」ということを伝えたいのではないです。
私の自信のひとつですが、子どもは確実に私のことが好きです。
何かを伝えたいんだけど、「きらい」という言葉の他に表現する方法がなくて、自分が使える言葉の中から、感じていることにもっとも近そうな言葉を使ったのだと思います。そうだとはわかっても、何を伝えようとしているのか?というのが、なかなかわからない私に対して、子どもはヤキモキして、きらい連呼するので、頭フル回転です。あと、きらいじゃないのはわかっていても、わりと傷ついてます。
この時の状況から、娘が私に伝えたかったのは
「おかあさん!わたしこれができなくて、くやしい!たすけて!」
というニュアンスが含まれていました。
この時、なぜ「きらい」を使ったかというと、私が手を出さなかったことが、なんかこう、悲しいというか、どうしてなの?という気持ちがあったようで「きらい」を選んでいたのだと思います。たまに「おかあさんの、ばか!」とも言われるようになりましたが…。たいていは、きらい。を使うかなあ。
子どもがきらいを使うのは、私が「きらい」に対して、いちばんいい反応をするからだと思います。手ごたえ感じてるんでしょうね!!!ヽ( )`ε´( )ノ
きらい。なんて言われて、単純に「ガーン」とか「ショック…」とか「なんだとー!」となっても、解決しません。そういう反応をしても、子どもが伝えたいことが伝わっていないことがわかるだけで、さらに、残念な気持ちにさせてしまうようです。
まあ、こんな感じで、
「おかあさん、きらい!」の裏に隠された本当の気持ちを日々の出来事から推測して適切な反応をせよ。
みたいな、わりと難しい課題を出されて、よく頭フル回転しないといけないので、夕飯時になると、つかれまくっていることもある、今日この頃。
わからなかった場合、寝る前とかに(なんであんなこと言ったんかなあ…)と思って考えたりして、だいたい(こういうことかなあ…)答えをあらかじめ考えて、次回に挑むわけですが。
私に対してならば、こうやって考えたりしますが、私以外の人の場合、なぜそういったのか?ということを推測する材料がないので、誤解されたままになってしまいます。
なので、やはり、そういう微妙なニュアンスを含む時は、そういうのは「くやしい」っていうんだよ。とか、何かしてもらいたい時は「助けて」とか「おねがい」とか、そういうのを使うんだよ。「きらい」だったらさぁ、何も伝わらないんだよ。なんてクドクド言うと、「うるさ~い!わかってるわ!」とか言われますけど、あんがいちゃんと覚えていてくれて、次からは使ってみたりしてくれるものです。
私に心の余裕がなくて、つっけんどんな対応をしてしまうことがあると、すごく悲しいみたいで、私自身いつも心に余裕を持ってないといけないなあと、反省したりするわけです。