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2012年8月28日

図書館には感謝しています

私が子どものころ、大きな本屋も、インターネットもなかったので、今思うと、情報源が少なかったと思います。
当時はそういうことも感じてなくて、それでも何も不便だと思っていませんでした。
だから、それでもよかったのかなとも思っています。 

そんな子どものころの私はよく図書館を利用していました。
お金もなかったし、本屋があっても欲しい本が買えなかっただろうなと思いました。
ちょっとくだらないけど読みたい本とか、買ってもらえなかった・・・というより、買って欲しいと言えなかったんです。 

図書館の本は自分の本ではなかったので、知りたかった事や印象に残ったキレイな絵を自分の手元に残しておくことができませんでした。コピーすればいいと思いますが、子どものころはコピーすることも知らなかったので、すべてノートに書き写していました。そのノートは母がよくスーパーで買ってくれた。5冊セットになっているあのノート。あと、らくがき帳ね。

大人になって本を読みたいと思って、図書館があってもお金があっても、時間や熱意が子どものころに比べたら少なくなってしまったみたいで、今思えば子どものころ町にあった図書館には感謝しています。

 もし、あの図書館がなかったら、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズを全部読む事もなかっただろうし、今では買えないような本に触れることも一生なかっただろうに。
 
そこは私が住んでいた町にはあまり似つかわしくないような(と言ったら失礼だけど子供のときはそう思ってた)とても立派で、私が想像していた都会の建物のようでした。そこにある設備は、とてもハイテクだと思いました。
読書や勉強ができるスペースもたっぷりあって、日常を忘れて勉強したりできる場所でもありました。それは学校ではできなかったことだと思います。

こんなものにカネをかけやがって。と、怒るんじゃないかと思われていたおじいちゃんも、なぜか好意的で、今思えば、なぜ文句を言わなかったのかわかります。

私は、そんな事を思いながらですね、インターネットもそういうわたしの子どものころの図書館のようなものだという幻想のようなものを抱いていましたが、実際はちょっと違っていて、厳しい場所だというのも思っています。

話はガラッとかわりますけど私の中ではこの流れで、2011年ごろから、プログラムを動画で学習できるという日本の「ドットインストール」というサービスがあるのを思い出しました。わたしも勉強するぞとか思ったのですが、怠惰がたたって勉強していません。30代の私ってやあね。年は関係ないか。

そんな30代の私はさておき、この記事を書いていて、あのサービスって、すばらしいなあ。と思いました。と思ったけど、この記事を読んだら、なんか違うのかなとも思ったんだけど、図書館に行っていた子どものころの私のような子が、将来感謝するかもしれない。なんて思ったんですよね。

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