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2013年8月6日

Quiet 内向型な人へ

去年の年末に私は興味深いことを知りました。

自分は周りからの刺激に対しての感じ方が、自分以外のある傾向の人とは違う感じ方をしているのであろう。と言うことです。それは自分がどういう風に感じる傾向があり、どう思っているかというにすぎないことかもしれません。

強い刺激を好まないだとか、刺激が強いと疲れてしまう。
その刺激の強さは同じ現象であっても、感じ方が違えば強く感じたり弱く感じたりする。そしてその刺激を受けた時、楽しく思うかしんどいと思うか、何も思わないかも違いがあります。

刺激を受けて自分がよい反応であれば問題はありませんが、それが疲れや日常生活に支障がでてしまいうまくやれなかったり、その刺激がある環境で楽しくやれる人の中にいた場合、理解されないことがあったり、人としてよろしくない評価を多くの人から受けてしまうこともあるでしょう。

たとえ、そのような環境でない場合においては、よりよい状態で普通以上のことができるとしてもです。

自分にベストな環境を望んでも、手に入れられないことが多いのは生きていてどこかわかっています。なので自分が変わろう、うまくやろう、もっと何か自分を磨いていくべきと考えます。心を無にしてみたり、自分を騙してなんとか生きていこうと、おそろしく頑張ってやっと周りと歩調が合わせられているような状態かもしれません。

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私がインターネットを好んでやる理由のひとつに「ソウルメイトを探すため」と何度か言った記憶があります。なぜインターネットなのか?なぜソウルメイトを探そうと思っているのか?と言う理由は、ずっとなぞでしたが、(もしかして?)と思うことを見つけてきたので、それを話しましょう。

私はTEDのプレゼンを見るのが好きなのですが、その中で去年少し話題になった

スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」 | Video on TED.com

この動画が気になっていると、何度か言っていました。

この動画を見て、私は自分とよく似た人が外国にもいるんだなあと思いました。でもこんな大きな会場でスピーチをしているとか、なぞだなあ。とかきっとこの人も私とは違うのかもしれない。いちいち何か大げさだと疑っていました。ただ、ほかのスピーチのような刺激的でおもしろい内容とは違い、ずっと心にひっかかっているものであったことは事実です。

外向型・内向型傾向の人が存在している。というのは、どこか「当たり前だ」とも思っていて、自分はどちらかといえば、内向型のタイプだろうくらいに思っていました。そんなもんだ。と。それをよく考えたところで、何かを見つけるきっかけにもならないだろうとも思いました。

疑っているにもかかわらず、この動画は思い出して今日まで何度か見ました。
わりと何度も。

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何度か動画を見ているときに、このスピーチをしているスーザン・ケインさんの書籍があることを先日、知り買って読みました。なんとなく。私は、Quietの意味はわかりません。まだ調べてません。


Amazonで見る 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

私は、本を読むときまずざっと全体に目を通すのですが、このときの感想は、ざっくり把握したかったり、本を読むのが好きではなかったり興味がない人にはまったくおすすめできないと思ったことです。理由は、外国の事例が細かく書かれていて、なじみのないカタカナや用語が多い、そして文字数が半端ないから。いろいろ何かが細かいです。

こんな感じの本


ただ、じっくり読むとそういうわけでもないことがわかります。ただし、本をじっくり時間をかけて読むことに苦痛に感じない人のみ。

内向的な人スゴイっていう内容でもあるので、自分がもし内向的であれば、わーい!ヤッター!という気分になったりもできます。こういうところにスポットを当てて何かを語っているらしきものに触れた記憶があまりなかったので、(えええ!?うぇええ!)と新しい刺激を受けただけかもしれませんが。

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私はどうやら内向的な傾向が強く、自分ではたいへんそれに困っていて、人生かけて自分でどうにかしなければならない課題であると感じ続けていました。なんとかうまくやるコツを貪欲に探し続けて、心平和に生きるコツも身につけはじめていましたが、まだまだ困っていると感じることは山積みです。

自分はさておき、もし仮に娘がそういった傾向があるなら、私はもっと切磋琢磨すべき事があるはずだということを本を読みながら感じ始めました。どうやら私の1人目の娘をじっくり観察していると、私ほど困ったことがなく平和に暮らしているように思います。むしろ私が彼女に、悪い影響を与えたりしないかというほどに、安心できる人格でした。

次に思ったのが、私は今妊娠していて、今年子どもがもう一人増えることです。この人がいったいどういう人なのかは産まれてこなければわからないので、さらに新しく人に接する立場になるため、もっと切磋琢磨するでしょう。今回はすでにすばらしい私の弟子が身近にいるので安心しています。

自分だけではなく、身近にこういった人がいて大事に思っていて、その人がどういう傾向があるのか知るにも、よい書籍ではないでしょうか。ただし、まったく違う傾向の人が読んだ場合、どう解釈するのかは、私にはわかりません。

この書籍の中で「コア・パーソナル・プロジェクト」という、”自分が重要視する仕事や、愛情を感じている人々、高く評価している事物”に従事する場合、めっちゃがんばれるみたいなことが書かれています。私の場合は、それが家族や特に娘だったり、インターネットで探し続けていたソウルメイトだったりするのかもしれませんね。

私の生態はわりと面白いので、気が向いたらそれについてもかこうかなと思います。

>>> つづく


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